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従来のプロテオーム解析はトランクリプトーム解析と比較すると分析深度が低く、3,000~5,000種類のタンパク質しか観測することができませんでした。これでは様々な分野で着目されることの多いキナーゼや転写因子などの微量タンパク質を観測するには不十分であり、さらなる分析深度の拡大が期待され続けてきました。本サービスの解析を担うかずさDNA研究所では次世代プロテオミクスと称されている分析深度、定量性に優れたDIAプロテオミクス技術を独自に最適化し、さらに最新鋭の質量分析計で測定することにより、哺乳類培養細胞から最大10,000種類のタンパク質を同定・比較定量を行えるシステムを構築しました(観測できるタンパク数はサンプルの種類に依存)。当受託ではこの最新鋭のシステムを用いた世界最高峰のプロテオーム解析を提供いたします。
● 使用機器
Orbitrap Exploris 480 (Thermo Fisher Scientific社)
Q-Exactive HF-X (Thermo Fisher Scientific社)
サンプル種類 | 培養細胞、組織、タンパク質抽出物、血漿・血清、培養上清、ホルマリン固定パラフィン包埋組織など 本サービスはタンパク質配列が解析されている生物種が対象となります。 |
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解析法 | 質量分析 |
報告内容 | MS測定データ (.rawファイル)、タンパク質同定・相対定量解析データ(解析ソフトウェア DIA-NN で出力されるデータ)、観測されたタンパク質名、タンパク質の定量値などを記載したリスト(Excel ファイル)をHDD、DVD-R またはUSB メモリスティックに収納して納品 |
目安納期 | 4週間~ |
その他 | 作業内容: タンパク質抽出(サンプルが凍結培養細胞、凍結動物組織の場合)+トリプシン消化+質量分析(同定ならびに相対定量解析) |
メーカー希望小売価格(税別) | お問い合わせ下さい |
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