Total RNAからpolyA RNAを精製、逆転写反応で合成したcDNAをシーケンシングします。
ヒト・マウス・ラットなど哺乳動物を対象にした遺伝子発現解析の場合、シーケンス方法は100bpペアエンドシーケンス、取得リード数は40million readでの解析を推奨しています。
データ解析においては、既知のゲノム配列にマッピングし、遺伝子領域内にマッピングされたリード数をカウントし、遺伝子領域長で補正されたデータ(FPKM値)を遺伝子発現値として算出します。
【遺伝子発現解析】:各遺伝子、転写産物の発現値(FPKM値、オプション)を報告します。解析データは弊社開発の「Transcriptome viewer」にてご覧いただくことができます。Transcriptome Viewerでは統計解析によるサンプル間の遺伝子発現比較、発現変動遺伝子の抽出(フィルタリング)、データのグラフ化・可視化(散布図、クラスタリング)などが利用可能で、シーケンス解析後の2次解析をスムーズに進めることができます。
・その他、新規転写産物やスプライシングバリアントの検出も可能です(オプション)
サンプル種類 | Total RNA 3.0μg以上(濃度100ng/μl以上) RIN 7以上、rRNAピーク比 1以上 |
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解析法 | 該当項目: なし |
報告内容 | 【標準サービス納品物】 ・サンプル初期チェックレポート ・シーケンシングサマリー ・配列データ(FASTQ形式) |
目安納期 | QCクリア後6-8週間 |
その他 | ※サンプル種、検体数により価格前後いたします。詳しくはお問い合わせください: ※記載の価格はヒト検体、40Mリード、fastqファイル納品、30検体以上の場合の単価です: |
メーカー希望小売価格(税別) | 40,000円〜 |
注意事項