製品の特長 - PrimeTime qPCR Probes
PrimeTime™ qPCR Probesは、5'ヌクレアーゼプローブです。一般的なqPCR機器と互換性があり、各種レポーター蛍光色素を用いて合成可能です。
色素はライセンスフリーの幅広いオプションから選択可能(FAM、Yakima Yellow®、SUN™、HEX、Cy® 3、Texas Red®-X、Cy® 5…etc *取り扱い色素についてはお問い合わせください)
IDT独自技術の、ZEN™またはTAO™ダブルクエンチャ―プローブを用いることで、長いプローブでもバックグラウンドが顕著に低減したqPCRを行うことができます。また蛍光シグナルのクロストークを最小限に抑えることができるため、マルチプレックス反応においても相乗的な効果を得られます。
納品量は、デジタルPCR (dPCR) プラットフォームにも利用可能な、0.5 -2.5 nmolで選択可能です
Fastサイクルまたはスタンダードサイクル、どちらの条件下でも高感度なqPCRを実現します
PrimeTime qPCRプローブは、質量分析(MS)およびHPLC精製による品質管理が実施されております (*混合塩基を含む場合はMSを除外:複数の配列を表す可能性があり質量分析では正確な評価ができないため)
製品の概要 - PrimeTime qPCR Probes
従来の5'ヌクレアーゼプローブは、蛍光色素とクエンチャーの間に約20~30塩基を有していますが、IDT独自技術のZEN™またはTAO™というインターナルクエンチャ―を用いることで、蛍光色素とクエンチャー間の長さを9塩基にまで減少させることに成功しました。(図1参照)色素とクエンチャー間の距離の減少は、さらに3’末端クエンチャーと組み合わせることで、はるかに低いバックグラウンドと徹底した消光作用をもたらします。またATリッチなターゲット領域における設計の際、長いプローブの使用も可能にします。
従来のプローブと比較すると、ダブルクエンチャ―プローブは、バックグラウンドの大幅な低減に加え、Cq値を一貫して低下させ精度を向上させます。qPCR実験における感度と精度の両方を高めることが可能です。
仕様 - PrimeTime qPCR Probes
サンプル種類 | 該当項目: なし |
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解析法 | 該当項目: なし |
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報告内容 | 該当項目: なし |
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目安納期 | お問合わせ |
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その他 | 該当項目: なし
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メーカー希望小売価格(税別) | お問い合わせ下さい |
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表示価格は代表的な仕様のものです。詳細はお問い合わせください。
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IDT独自技術のインターナルクエンチャー ZEN の位置を示す。ダブルクエンチャ―プローブの模式図