製品の特長 - Simoa™ (超高感度デジタルELISA)受託解析サービス
超高感度:従来のイムノアッセイの1000倍高感度
自動化:人為的なバラつきを最小限に抑え、効率よく正確な結果を提供
マルチプレックス測定:市販パネルの使用により最大4プレックスの測定も可能。
高精度:CVは10%以下
広範なダイナミックレンジ:独自のSimoaアルゴリズムにより、>4logsの広いダイナミックレンジを達成
サービスの概要 - Simoa™ (超高感度デジタルELISA)受託解析サービス
SimoaTM(single-molecule array)は、従来のELISAより1000倍高い、フェムトモーラー(fg/mL)レベルの検出感度を持つ最新のタンパク質単一分子デジタル検出技術です。
Simoaディスク上のスリットに含まれる何千ものフェムトリッターサイズのウェル内にて、磁気ビーズを用いたイムノアッセイを行い、標的分子が結合したビーズをデジタルカウントします。完全自動化されたQuanterix社独自のプラットフォーム Simoa HD-1 AnalyzerTMにより、正確かつ安定した結果が得られます。
これまで測定が不可能とされていたバイオマーカーの検出・定量も可能です。
仕様 - Simoa™ (超高感度デジタルELISA)受託解析サービス
サンプル種類 | 血清、血漿、脳脊髄液、細胞抽出液 |
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解析法 | タンパク質単一分子デジタル検出 |
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報告内容 | 目的タンパク質定量結果 |
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目安納期 | お問い合わせ |
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その他 | 該当項目: なし
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メーカー希望小売価格(税別) | お問い合わせ下さい |
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表示価格は代表的な仕様のものです。詳細はお問い合わせください。
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本サービスではSimoa HD-1 Analyzerはサンプルの希釈から混合、洗浄、インキュベーション、蛍光の読み取り及び解析までを、全て自動化したシステムです。
検出に使用するSimoa Disc(Sony DADC製)には、24のスリットが搭載されており、各スリットには、216,000のマイクロウェルが存在します。極めて厳しい品質条件で製造されたフェムトリッターサイズのマイクロウェルは、Simoa測定の感度と再現性を保証します。
SimoaTMテクノロジーによる解析概要①
表面に目的分子を補足する抗体が、固定化された直径2.7μmの磁気ビーズに、標的分子及びビオチン化検出抗体を反応させ、免疫複合体を形成させます。標的分子に対してビーズの割合を高く(約10:1)することで、各ビーズは単一の免疫複合体を形成、もしくはフリーのままとなります。さらに、酵素標識したストレプトアビジンを反応させることで、標的分子を捕捉したビーズを、酵素標識します。
SimoaTMテクノロジーによる解析概要②
基質存在下でビーズをスリットにロードします。スリットには、216,000個のフェムトリッターサイズのウェルが存在します。ビーズは重力によってスリット表面に沈降し、その一部はマイクロウェル内に落ちます。マイクロウェルは、幅4.25μm、深さ3.25μmであり、1ウェルにつき1ビーズしか入らない様に設計されています。
SimoaTMテクノロジーによる解析概要③
オイルをロードすることにより、水性媒体及び過剰なビーズを置換し、ウェルを密封します。
密封されたウェルを画像化します。標的分子が捕捉されている(すなわち免疫複合体が形成されている)場合、標識した酵素によって、基質は蛍光産物に変換されます。