Hybridoma Sequencing Service
ハイブリドーマ細胞株が産生する抗体の可変重領域(VH)と可変軽領域(VL)をコードする cDNA の配列情報を取得する解析サービスです。アイソタイプを決定するために、全長可変領域および定常領域の約9ヌクレオチドを配列決定します。
Bulk B cell Sequencing Service
B細胞の表面に存在する膜型免疫グロブリンであるB細胞受容体(BCR)の配列情報を取得します。
バルクB細胞(組織、細胞、血液、ファージミド)をご提供頂き、BCRレパートリー分析を行います。時系列/空間/ケースごとにデータを取得することで、その多様性を把握、比較することができます。
Display Library Sequencing Service
ファージライブラリーをNGS分析することで、ライブラリーの多様性をハイスループットで評価できるサービスです。
ファージディスプレイ技術は、標的特異的ペプチド/タンパク質をスクリーニング及び単離するための強力な技術です。
バクテリオファージに遺伝子を挿入し、外来ペプチドまたは抗体をその表面に発現させたファージライブラリーと、標的分子を反応させ、選択操作(バイオパニング)を行うことにより、標的分子に結合するファージ群を濃縮することができます。
バイオパニングプロセスを通じて一部のクローンが支配的になり、最終的なスクリーニング後に利用可能なクローンの数が限られるということが、ファージディスプレイ技術の欠点の一つとして挙げられますが、本サービスでは、バイオパニングの各ラウンド後に得られた濃縮ファージライブラリーについてNGS分析を行うことで、どのクローンが陽性である可能性が高いかについての洞察を提供することができます。