Small RNAにおける8-オキソグアニン(o8G)、7-メチルグアノシン (m7G)、N6-メチルアデノシン (m6A)、シュードウリジン (Ψ)、および5-メチルシチジン (m5C)などの修飾は、miRNAの生合成、標的mRNAとの二重鎖形成、tRNAの安定性、および疾患のバイオマーカーとして機能します。例えば、miRNAにおけるm6A修飾は正常組織と比較して、腫瘍組織で著しく増加することが報告されており、血清中のm6A修飾miR-17-5pレベルは、極めて高い感度と特異性で早期膵臓癌を検出します。そのため、Small RNAにおける修飾の解析は生物学的プロセスおよび疾患理解に非常に重要であります。
Arraystar社のSmall RNA modification Array受託解析サービスは、 miRNA、pre-miRNA、tsRNA由来のSmall RNA (tsRNA、tRNA-derived fragments(tRFs)および tRNA halves(tiRNAs)を含む)におけるo8G、m7C、m6A、 Ψ、m5Cの修飾を免疫沈降法とマイクロアレイ技術によって網羅的に検証することが可能な受託解析サービスとなっており、また、本解析はご準備いただくサンプルのQCチェックからマイクロアレイ解析、およびバイオインフォマティクス解析までフルパッケージのサービスとなっております。
サンプル種類 | Total RNA (ヒト、マウス) |
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解析法 | マイクロアレイ解析 |
報告内容 | Rawデータ Summary Report 解析データ |
目安納期 | ご注文およびサンプル受領後約2か月 |
その他 | 該当項目: なし |
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