■マクロファージの貪食活性試験
in vivo:ご依頼の物質をマウスに経口や腹腔内、静脈内投与し、腹腔細胞等を回収し、接着法で回収した接着細胞(マクロファージ)を用いて蛍光ラテックスビーズまたはザイモザン等を貪食させて、貪食したマクロファージの割合、粒子数を測定いたします。
in vitro: マクロファージ細胞株(RAW264.7やNR8383、J774.1等)培養液中にご依頼の物質を添加して回収した細胞に蛍光ラテックスビーズまたはザイモザン等を貪食させて、マクロファージの割合、貪食した粒子数を測定いたします 。
■マクロファージのNO産生試験
マクロファージ細胞株(RAW264.7やNR8383、J774.1等)培養液中にご依頼の物質を添加し、24~72時間後の培養上清を回収します。一酸化窒素産生能として、上清中の亜硝酸量をグリエス試薬を用いて測定いたします。
また、ご依頼のサンプルをTLR4欠損マウス(C3H/HeJ)の腹腔マクロファージを用いて測定することも可能です。ご希望により、ご依頼サンプルをポリミキシンBと混合し、NO産生能を測定し、LPSの混入の影響を確認いたします。
■マクロファージのTNF産生試験
in vivo:ご依頼の物質をマウスに皮内や腹腔内、静脈内投与し、血液(腹腔内投与の場合は腹腔洗浄液等)を回収し、血清中や腹腔洗浄液等のTNF活性を測定いたします。
in vitro: マクロファージ細胞株(RAW264.7やNR8383、J774.1等)培養液中にご依頼の物質を添加し、3~24時間後の培養上清を回収いたします。上清中のTNF量はELISAによる測定のほか、L-929細胞傷害試験も承っております。
■in vivoでのTNF産生プライミング作用解析
マクロファージの高感度活性化法として、TNF産生におけるプライミング作用を解析いたします。この方法はin vivoでの各種免疫賦活物質の効果を明確にできる検出力を有しています。
方法:ご依頼の物質をマウスに経口や腹腔内、静脈内投与し、その3~6時間後にLPSを静脈内投与し、1時間後の血中のTNF量を測定いたします 。
■マクロファージのサイトカイン産生試験
in vivo:ご依頼の物質をマウスに皮内や腹腔内、静脈内投与し、血清や腹腔細胞や脾臓、肝臓のホモジネート上清の各種サイトカインのタンパク質量を市販のELISAを用いて定量いたします。
in vitro: マクロファージ細胞株(RAW264.7やNR8383、J774.1等)培養液中にご依頼の物質を添加し、3~24時間後の上清中の、各種サイトカインのタンパク質量を市販のELISAを用いて定量いたします。
サンプル種類 | マクロファージ活性化能評価試験 |
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解析法 | 該当項目: なし |
報告内容 | 試験報告書 |
目安納期 | 速報1ヶ月~ |
その他 | ■貪食活性試験 (n=3): 価格 基本料金(陽性対照、陰性対照含む): 260,000 円 +1 検体(3 種類の濃度を試験)ごと: +33,000 円 ■NO産生試験 : 価格 ■TNF産生試験(a+bの合計額): 価格 a)細胞処理 基本料金(陽性対照、陰性対照含む): 138,000 円 1 検体(3 種類の濃度を試験)追加ごと: +33,000 円 b)培養液のTNFのELISA測定: 基本料金(陽性対照、陰性対照含む) +3 検体まで(検体毎に3 種類の濃度で試験の場合): 325,000 円 +4 検体以上: お問い合わせください。 ■プライミング能解析: 価格 +1 検体(3 種類の濃度を試験): +33,000 円 |
メーカー希望小売価格(税別) | お問い合わせ下さい |
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