製品の特長 - Kinex™ 抗体マイクロアレイ受託サービス
シグナル伝達関連のタンパク質発現やリン酸化状態のサンプル間の差を、約1325種類のシグナル伝達関連タンパク質抗体をスポットした抗体マイクロアレイで比較・検出する受託サービス
高い信頼性:組織や細胞サンプル調製時に可溶化タンパク質に対しKinexus社独自のCemical Cleavage処理により偽陽性・偽陰性を抑制します。
広範囲に網羅された抗体群:キナーゼ、ホスファターゼ、転写因子、細胞周期、ストレスおよびアポトーシス関連タンパク質に対する抗体がアレイされています。
6000種類を超える抗体を評価し、最適な抗体を使用
様々な動物サンプルで使用可能(Human, Mouse, Ratサンプル用に最適化しておりますが、Chicken, Bovine, Procine, Canine, Monkeyなどのサンプルでも使用実績がございます。)
細胞ライセートまたは組織ライセートをサンプルとして使用
ライセート中のタンパク質を蛍光標識(proprietary Dye)
標識済みのサンプルを、Kinex™抗体マイクロアレイに滴下
各タンパク質が、特異的抗体に結合
結合しなかった標識タンパク質を洗浄除去し、結合したタンパク質を測定
陽性/陰性、擬陽性/擬陰性等を評価し、2サンプル間の差を比較
分化メカニズムの解明
疾患メカニズムの解明
応答性などのカスケード探索
化合物の薬剤効果
遺伝子治療・細胞治療効果の評価
概要 - Kinex™ 抗体マイクロアレイ受託サービス
Kinexus社はシグナル伝達プロファイリングサービスに特化したProteomicsのLeading Companyです。世界26社以上の抗体メーカーとネットワークを築き、6,000種類を超える抗体の評価を実施してきました。Kinexus社におけるその抗体評価は、高い基準が設けられており、その基準を満たす抗体は実施抗体の20%程となっております。このような基準を満たした抗体をアレイしたKinex™抗体マイクロアレイサービスを提供しております。
Kinex™抗体マイクロアレイサービスは、シグナル伝達関連タンパク質抗体をスポットした抗体マイクロアレイの受託解析サービスです。処理済サンプルとコントロールサンプル間での発現タンパク質およびリン酸化状態の違いにより、使用した化合物、siRNA、ホルモンなどの効果がどのようなパスウェイに関与するかを検討できます。
マイクロアレイ解析は、データ解析が難しいことが知られていますが、Kinexus社では、得られたデータを基にしたパスウェイ解析が可能であり、ご希望パスウェイの変化をサンプル間で比較できます。
仕様 - Kinex™ 抗体マイクロアレイ受託サービス
サンプル種類 | 細胞ライセート(接着細胞、浮遊細胞)、組織ライセート、細胞ペレットにも
対応可能(別途サンプル調製料金) |
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解析法 | Kinex™抗体マイクロアレイ(マイクロアレイスキャナー(蛍光)) |
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報告内容 | 定性試験:Kinex™抗体マイクロアレイの画像ファイル(TIFF及びJPEG形式)*上図参照
半定量試験:各タンパク質の蛍光強度と2サンプル間の平均変化率(Excel形式) |
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目安納期 | 4週間 |
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その他 | 該当項目: なし
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メーカー希望小売価格(税別) | お問い合わせ下さい |
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表示価格は代表的な仕様のものです。詳細はお問い合わせください。
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スキャンイメージデータ (4 of 32 grids of Kinex™ antibody microarray)
赤、オレンジ、黄色、緑、青の順にシグナル強度が減少している。
Methodologies used in Kinex™ KAM Antibody Microarray.
Scanned images of Kinex™ KAM-900P antibody microarrays
パスウェイマップ