オープンクロマチン領域(ヌクレオソームのない領域)の分布を網羅的に解析する手法です。オープンクロマチン領域は、プロモーターやエンハンサーといった遺伝子発現制御領域に対応するもので、エピゲノムの骨格を調べる解析と言えます。
・細胞特異的なエンハンサー領域の予測に
・遺伝子発現を制御する転写因子の予測に
・細胞状態の維持・変化に繋がるエピゲノム制御の機序の予測に
・RNA-seqとの統合解析に
■ATAC-seqとの違い
ATAC-seqはChIP-seqと異なり、調査したい抗体のない生物種でも実施することができます。また、ATAC-seqは免疫沈降が必要ない分、ChIP-seqよりも少ない細胞数で実施可能です。オープンクロマチン領域に見られる塩基配列を網羅的に解析することにより、注目するエピゲノム変化の原因となった転写因子などを予測することができます。
■受託解析プラン
・生データプラン
シーケンスにより取得したfastqデータ(生データ)のみを納品します。
・ベーシック解析プラン
基本解析を実施するプランです。種々の描画により、個別サンプル間のばらつきをスピーディに俯瞰頂けます。
・スタンダード解析プラン
ベーシックプランの解析内容に加え、ご希望の解析をオプションでお選びいただき実施するプランです。
・プレミアム解析プラン
お客様の研究分野に関する情報を頂き、論文化や事業化までの研究サポートを行うコンサルティングサービスです。
※プレミアムプランについてはプロジェクトの混雑状況によりお受けできない場合があります。ご了承ください。
【ご依頼方法】
以下の情報とともに、お問い合わせください。
(1) 解析対象の生物種
(2) サンプル数
(3) 受託解析プラン(生データ/ベーシック/スタンダード/プレミアム)
サンプル種類 | 細胞 |
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解析法 | ATAC-seq |
報告内容 | fastqデータ,解析データ,作業完了報告書,Figureなど |
目安納期 | お問い合わせ下さい |
その他 | 該当項目: なし |
メーカー希望小売価格(税別) | お問い合わせ下さい |
注意事項